多様な人材を人的資本と捉え、人材ソリューションで可能性を創造する「人的資本創造企業」の日研トータルソーシング株式会社(本社:東京都大田区)は9月2日、当社熊本テクノセンターの半導体関連産業の人材育成などの取り組みついて、韓国のG1(ジーウォン)TVから取材を受けました。取材では、当社における半導体製造装置のメンテナンス技術者の育成スキームや熊本県との産学連携による人材育成の取り組みなどについて情報共有しました。
■取材の背景
韓国の江原道南西部に位置する原州(ウォンジュ)市は未来産業として半導体分野に注目しており、同エリアの放送局であるG1(ジーウォン)TVが熊本県の半導体関連産業における人材育成に関する取り組みを取材するため当社熊本テクノセンターを訪問しました。
当社は、2023年3月に熊本テクノセンターを半導体教育に特化した研修施設として拡張移転(延床面積約3倍)し、年間200名の人材育成を可能にするなど、県内の半導体人材育成に取り組んでいます。
また同センターでは、熊本県教育庁と連携し県内の高等学校の生徒や教職員向けに半導体研修などを実施しており、今後も自治体等と連携しながら半導体産業の発展に貢献していく方針です。
■韓国のG1TVについて
韓国の江原特別自治道(カンウォンド)の民間放送局です。
■熊本テクノセンターについて
熊本テクノセンターは、主に半導体製造装置の定期メンテナンスや事後保全を行う保全エンジニアや、工程ごとの製品検査・品質管理などを行うラインエンジニアや生産オペレーターとして就業するスタッフのためのスキルアップ研修(半導体基礎・実技)を行っています。半導体製造装置の組み立てや改善・改良のための設備保全エンジニアの育成を図り、製造から保守・保全まで一貫したキャリアアップをサポート可能です。また、同センターでは、配属先の作業環境と同等の研修機材を使用したスキル認定でスタッフの作業習熟度を把握し、就業後のスキル不足等を解消するとともに、作業で重要なコミュニケーションやチーム作業を取り入れた研修にも力を入れています。
【熊本テクノセンター 概要】
名称:熊本テクノセンター
所在地:熊本県熊本市中央区本荘4-1-1 フジモトビル
■自社研修施設「テクノセンター」について
当社では、業界に先駆けて自社研修施設「テクノセンター」(全国9施設)を立ち上げ、設備保全に適応したスタッフの育成に着手してきました。未経験者を対象とした研修期間は30日で、クライアントの要望を踏まえ磨き上げた独自の研修マニュアルを使用します。研修生たちに設備保全の基礎を習得してもらうほか、現場仕様の製造ラインなども用意し、実践さながらの環境を整えています。さらに新入社員をベテラン社員に帯同させて派遣するOJT制度も設けています。このほかテクノセンターでは、新卒エンジニアやキャリアチェンジやスキルアップを目指す当社スタッフを対象とした研修なども行っています。
当社は今後も、お仕事をお探しの方、就業中のスタッフの方にキャリアサポートをはじめ様々な取り組みを進めながら就業機会の創出を図るとともに、人材活用を検討する企業の多様なニーズに応えて参ります。
■日研トータルソーシングについて
「人的資本創造企業」として業種や職域の枠組みを超え、様々な領域で活躍する人材を「人的資本」と捉え、人材ソリューションを働く人・企業・社会の可能性を創造していきます。
本件に関するお問い合わせ先
日研トータルソーシング株式会社 広報室
mail:info@nikken-ts.jp