私は今、表面処理剤を扱う企業の現場で、製品の研究開発の補助や評価試験に携わっています。
主に表面処理剤が塗布された試作品をお預かりして、耐久試験や表面分析、成分分析などの評価試験を行います。試験結果にミスがあってはなりませんので、常に丁寧に、かつ定められた期限までにデータをまとめられるように気をつけています。
就業した当初は業務に不慣れなため、未熟さを感じることもありましたが、効率よく試験する方法、時間を短縮できる方法はないか考えてみたり、同時に複数の分析を行ったりと自分なりに工夫して改善していきました。
前職では、製品の出荷前検査に携わっていましたが検査以外の業務も多く、分析がメインではありませんでした。
日研トータルソーシングに転職した一番の理由は、望んでいた化学分析業務に就くことでしたので、当初は苦労しましたが、この仕事を担当できたのはうれしかったですね。理解が追い付かなかった分析装置でも次第にうまく扱えるようになり、さらに新しい技術を習熟できたときには手応えを感じますし、目に見えてスキルが向上していくことに充実感があります。また、多くの方と触れ合う機会も増え、同じ職場でも人によって得意分野や着目点が違っていたりするので、日々刺激を受けています。
今の現場は日によって仕事内容が変わることがありますので、なるべく事前に予定を把握して1日のスケジュールを立てるようにしています。また、わからないことや気になることがあればそのままにせず、わかる方に質問するように心がけています。
転職してから2年ほどなので、まだまだ覚えることがたくさんありますから、もっと技術を磨かないといけません。最近では電子顕微鏡を使った観察を教えていただきましたし、まだ使っていない分析機器もあるのでそちらも扱えるようになりたいですね。自分も納得し、職場の方にも納得していただける分析結果を出し続け、ゆくゆくは後輩に指導できるほどに成長していきたいです。
私は理系出身だったので化学分析関係の仕事を希望していましたが、前職ではそうした機会が少なかったので転職を決意。幅広いスキルを身に着けるなら派遣として働くのも良いと考えて転職先を探していたところ、技術職に強いなどの条件がそろっていた日研に入社を決めました。すぐに望んでいた化学分析の仕事ができ嬉しかったです。
最近は休日に料理をしています。もともとは苦手で外食や冷凍食品などが多かったのですが、節約もかねて始めて、以前より手際よくできるようになりました。
また長期の休みには、たまに旅行に行きます。温泉に入ったり、おいしいものを味わったりして、日常を忘れリフレッシュしています。
