アクチュエータ　（actuator）

アクチュエータとは、動力または電気信号を物理的な動きに変換する装置のこと。

アクチュエータは電気エネルギー、空気圧、水圧、磁気力などを動力として、バルブ、弁、ゲート、ポンプなどの操作が可能である。詳細な動作を制御できるため、自動制御システムに欠かせない装置としてさまざまな分野で使用されている。

たとえば自動車産業ではエンジンやトランスミッション、医療分野では、人工臓器など。

アクチュエータは種類によって、次のような機能を持つ。

• 電気アクチュエータ：電気信号を受け取って動力源とし、バルブや弁の開閉などに使用される
• 油圧アクチュエータ：油圧ポンプや油圧モーターを動力源とし、大型、あるいは荷重の高い機械・装置の制御に使用される
• 空気圧アクチュエータ：圧縮空気を受け取ってピストンを動かし、機械的な動きを起こす
• 水圧アクチュエータは：水圧を利用して、クレーンや油圧ショベルなどの大型機械を制御する

 

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