温度センサ(おんどせんさ)
温度センサとは、温度を計測するためのセンサーのこと。
熱膨張を利用する熱電対、抵抗値の変化を利用するサーミスタ、半導体のPN接合部分での電圧変化を利用するサーミスタ、光の放出量の温度依存性を利用する光ファイバ温度センサ、赤外線を利用する非接触型赤外線温度計などがある。
- 熱電対…異なる金属を接合した接点に温度変化を加えることで発生する熱電力を測定し、温度を計測する。
- サーミスタ…セラミックスや半導体材料からなる抵抗体に通電し、その抵抗値の変化を測定することで温度を計測する。
- 半導体温度センサ…半導体材料のPN接合部分での電圧変化を測定することで温度を計測する。
- 光ファイバ温度センサ…光ファイバの特性を利用して、ファイバ内の光の放出量の温度依存性を利用することで温度を計測する。
- 非接触型赤外線温度計…物体表面から放射される赤外線を検知し、その放射量の温度依存性を利用することで温度を計測する。
温度センサは工業分野で広く利用され、製造工程や品質管理などにおいて温度の正確な計測が必要とされるシーンで活用される。
また、家庭用の温度計や自動車のエンジン温度計など、身近な用途でも使用されている。
製造と人材に関する用語集(あ~わ)
あ | い | う | え | お |
か | き | く | け | こ |
さ | し | す | せ | そ |
た | ち | つ | て | と |
な | に | ぬ | ね | の |
は | ひ | ふ | へ | ほ |
ま | み | む | め | も |
や | ゆ | よ | わ~ |
製造と人材に関する用語集(A~Z、数字・記号)
A | B | C | D | E | F | G |
H | I | J | K | L | M | N |
O | P | Q | R | S | T | U |
V | W | X | Y | Z | 数字・記号 |